
「浮気された…。でも、相手を許すべき? それとも許せない?」
そんな葛藤を抱えている人は、多いのではないでしょうか。
私も同じでした。自分の本当の気持ちと向き合うことは、とてもつらいものです。
それでも、「これから自分はどう生きていきたいのか?」 を考える時間は、とても大切だと感じました。
この記事を読むことで、浮気された側の心理を理解し、「こんな気持ちになるのは、自分だけじゃないんだ」 と少しでも勇気を持ってもらえたら嬉しいです。
そして、過去に縛られるのではなく、新しい未来に向かって前向きに婚活を始めるきっかけにしてほしいです!
浮気された側の気持ち
浮気された側は以下のような心理状態となり、精神的に不安定になりやすいです。
浮気が許せない心理
葛藤しながらも、私は元夫の浮気を許すことができず、『離婚』という決断を下しました。
浮気を許せないと感じるのには、さまざまな心理的要因があります。
主な理由を挙げると、以下のようになります。
1、裏切られたという強いショック
恋人や配偶者とは「信頼関係」が前提にあるため、その関係を裏切られたショックは非常に大きいです。
「自分を大切に思っているなら、どうして他の人と関係を持てるのか?」という疑問が浮かび、許せない気持ちにつながります。
2、自己肯定感の低下
「自分では満足できなかったのか」「他の人のほうが魅力的だったのか」と考えてしまい、自信を失うことがあります。
また、自分が軽く扱われたと感じ、プライドが傷つくことで許せない気持ちが強まります。
3、信頼の回復が難しいと感じる
一度失われた信頼を取り戻すのは簡単ではありません。
「また裏切られるかもしれない」という不安が消えないため、相手を完全に許し、再び信じることができないと感じることがあります。
4、浮気=相手の本性と感じる
「浮気は一度でもする人はまたする」という考えを持っている場合、相手の行動が一時的な過ちではなく、本質的なものだと感じ、許せなくなります。
5、自分の価値観と大きく反する
「恋愛は一対一で成り立つもの」「浮気は絶対に許されない」という強い価値観を持っている人にとって、浮気はその価値観を根本から否定する行為になります。
価値観が崩れることで強い拒絶感を抱き、許せないと感じます。
6、浮気を許すことで自分を軽視することになると感じる
「浮気を許したら、相手に甘く見られる」「許すことで自分の立場が弱くなる」と考え、許さないことで自分を守ろうとする心理が働くこともあります。
7、過去のトラウマが影響している
過去に浮気された経験がある場合、「また同じことが起きるのではないか」という恐怖が強まり、どうしても許せなくなることがあります。
浮気は信頼関係を損なう行為であり、それを許せないと感じるのは自然なことです。無理に許そうとすると、かえって自分を傷つけてしまうこともあります。
大切なのは、自分の気持ちに正直になり、どのような選択が自分にとって最善なのかを考えることです。
浮気された過去が原因で婚活がうまくいかない?
私は『離婚』を決意し、新しい出会いを求めて婚活を始めました。
しかし、浮気された過去が心の壁となり、次のような影響を受け、なかなか前向きになれませんでした。

1、異性不信が婚活の障害になる
「この人も、いつか私を裏切るんじゃないか…?」
過去に浮気をされた経験があると、**「信じたいのに信じられない」**という葛藤が生まれます。
新しく出会った相手にも、無意識のうちに疑いの目を向けてしまい、相手の誠実さを試すような言動を取ってしまうことも。
結果として、せっかくのご縁を自ら遠ざけてしまうことがあります。
解決のヒント: すべての異性が浮気するわけではないと意識し、まずは「相手を知る」ことに集中しましょう。時間をかけて信頼関係を築くことが大切です。
2、慎重になりすぎる
「この人、本当に大丈夫…?もっと慎重に見極めなきゃ!」
浮気された経験があると、「また同じ目に遭いたくない」という気持ちが強くなり、相手を慎重に選びすぎてしまうことがあります。
「ちょっとした違和感があるからやめよう」と、すぐに関係を断ってしまい、チャンスを逃してしまうことも…。
解決のヒント: 相手に対して「完璧さ」や「絶対の安心感」を求めすぎず、まずはフラットな気持ちで会話を重ねてみるのが大切です。
3、自己評価の低下
「私には魅力がないのかも…」
浮気されたことで、「自分が選ばれなかった」という感覚を持ってしまい、自信を失ってしまうことがあります。その結果、婚活でも積極的になれず、いい出会いを逃してしまうことも。
解決のヒント: 「浮気された=自分の価値が低い」というわけではありません。あなたが悪いのではなく、浮気をした相手の問題です。まずは自分の魅力を再確認し、自信を取り戻すことが大切です。
4、理想のハードルが上がる
「浮気しない確信が持てる相手じゃないと絶対に無理!」
過去の経験から、「誠実な人でなければダメだ!」と強く思うようになります。
もちろん、誠実な相手を求めるのは大切ですが、「絶対に浮気しない人」を見極めるのは難しいものです。ちょっとしたことでも「この人、本当に大丈夫?」と疑いの目を向けすぎると、なかなか前に進めません。
解決のヒント: 「100%完璧な誠実さ」を求めるのではなく、時間をかけて信頼を築くことを意識しましょう。「この人なら大丈夫かも」と思える瞬間を積み重ねていくことが大切です。
5、過去を引きずる
「また同じことが起こるんじゃないか…?」
新しい相手と出会っても、過去の浮気の記憶がフラッシュバックしてしまうことがあります。
相手がまったく違う人なのに、「前の人もこうだった」「また同じことになったらどうしよう」と考えすぎてしまい、純粋に恋愛を楽しめなくなることも。
解決のヒント:過去は過去、未来は未来。新しい相手は、過去の浮気相手とは違う人です。「今の相手をちゃんと見る」ことを意識すると、少しずつ気持ちが楽になります。
6、恋愛のモチベーションが低下
「もう誰かを好きになるのが怖い…」
浮気の傷が深いと、「また傷つくくらいなら、一人のほうがマシ」と思ってしまうこともあります。婚活に対しても消極的になり、「どうせうまくいかない」と諦めてしまうことも。
解決のヒント:無理に婚活を頑張る必要はありませんが、「自分を幸せにするために動く」という気持ちを大切にしましょう。出会いをすぐに恋愛につなげようとせず、「新しい人と話すだけでもOK」くらいの気持ちで少しずつ進めてみましょう。
7、相手の言動を過剰に気にする
「LINEの返信が遅い…浮気してるの?」
ちょっとしたことで疑ってしまい、不安になりやすくなります。
相手のスマホの画面をのぞきたくなったり、SNSのフォロー関係をチェックしてしまったり…。疑いすぎて疲れてしまうことも。
解決のヒント:「浮気された過去」と「新しい相手」は関係ありません。不安を感じたら、「この人は本当に信じられないのか?」と客観的に考えるクセをつけると、少しずつ不安が和らぎます。
浮気された傷が心に与える影響
過去に浮気された経験は、新たな恋愛や結婚に影響を及ぼすことがあります。
私自身、結婚当初は「また浮気されるのでは?」という不安から、無意識に相手を試すような言動をとってしまったことがありました。
心の奥では「この人は浮気なんてしない」と信じているはずなのに、「浮気しないから大丈夫。安心してほしい」と言ってほしかっただけだったのだと、今では思います。
しかし、そうした無意識の行動が原因で、相手に誤解を与えてしまい、出会いのチャンスを逃してしまうこともあるのではないかと思います。
浮気された過去と向き合う!
「許せない自分に疲れ、疑い続ける自分に嫌悪し、心まで壊れてしまう…。」
私も、そんな負のループに陥っていました。
でも、いつまでも浮気された過去に囚われていては、前に進むことはできません。
浮気した相手を許すかどうかは、最終的に自分自身が決めるべきこと。
私も、もっと早く決断し、新しい一歩を踏み出すべきだったと思います。
振り返ると、答えを出すまでに時間をかけすぎてしまったと感じています。
この記事が、同じように悩む方の心の整理につながり、前向きな気持ちになれるきっかけになれば嬉しいです。