デートの決め方、まちがっていませんか?
たとえば──
相手がノープランだからといって、好みや苦手を聞かずに勝手に予定を立ててしまう。
あるいは、相手の体調に気づかず、予定を詰め込みすぎてしまう。
そんなデートでは、相手は「大切にされている」と感じにくく、せっかくのチャンスも台なしになってしまいます。
実は、婚活デートの成功は小さな気遣いの積み重ねで決まります。

この記事では、デートで失敗しないための「心の通うプランの立て方」をわかりやすく解説します。
なぜデートの「決め方」が婚活の成否を分けるのか?
婚活のデートでは、相手はあなたを「恋人候補」としてだけでなく、「将来のパートナー」として見ています。
そのため、プランの内容以上に「決める過程で見せる配慮」が、あなたの評価を大きく左右します。具体的には、次のような点が見られています。
デートの決め方は、まさに「二人の未来の縮図」。ここで「この人なら安心できる」という信頼感を得ることが、次のステップへ進むための鍵となります。
特に「ノープラン(行き当たりばったり)」は、その信頼を損なう大きな要因です。
男女3,108人への調査で、実に48.9%が「ノープラン(または『何でもいい』と言うこと)」にがっかりしたと回答しています。約半数の人が、プランがないことにネガティブな印象を抱いているのです。(グラフ作成予定)
出典:PR TIMES「【Between×PlanB】初デートで48.9%の男女が「ノープランにがっかり」と回答!!」
プランニングの重要性をご理解いただけたところで、次に、具体的な決め方のコツを見ていきましょう。
良かれと思ってやりがち!婚活で失敗するNGなデートの決め方
自分では相手をリードしているつもりでも、実は「配慮が足りない」と思われているかもしれません。
NG例:好みを聞かずに「良さそうなお店」を決めてしまう
相手が「お任せします」と言ってくれたのを真に受けて、リサーチなしに自分の判断だけでお店を決めてしまうパターンです。「お任せします」というのは、本心ではなく遠慮から言っている場合も多いことを心に留めておきましょう。
好印象を与える!心の通うデートプランニング【5ステップ】
では、どうすれば「大切にされている」と感じてもらえるのでしょうか。明日から使える具体的なステップをご紹介します。
STEP1:提案の前に「優しいヒアリング」を挟む
いきなりプランを提示するのではなく、まずは相手の好みや状況を優しく尋ねるワンクッションを置きましょう。
- 好みを聞く:「もしよければ、〇〇さん(相手の名前)の好きな食べ物や、行ってみたい場所の雰囲気を教えてもらえませんか?」
- 苦手なものを確認する:「ちなみに、食べ物で苦手なものやアレルギーはありますか?」アレルギーは命に関わることもあるため、この一言は相手に深い安心感を与えます
- 相手の体調を気遣う:「最近お仕事お忙しそうですが、お疲れではないですか?」「たくさん歩くのと、ゆっくり座ってお話しするの、どちらがいいですか?」
STEP2:ヒアリングを元にデート候補を2〜3つに絞る
ヒアリングした内容を元に、具体的なプランの候補を考えていきましょう。
- 相手の希望を軸にする:相手の行きたい場所や食べたいものを中心に考える。
- 季節や天候を考慮する:春ならお花見、夏は涼しい水族館など、季節感を取り入れると特別感が出ます。雨の場合の室内プランも考えておくとスマートです。
- 相手のペースを考える:予定を詰め込みすぎず、カフェ休憩などを挟んだゆとりのあるスケジュールを心がける。
STEP3:選択肢を提示し、デート先の最終決定を相手に委ねる
考えたプランを元に、具体的な選択肢を2つほど提示し、相手に選んでもらいましょう。
「〇〇さんの好みを考えて、2つプランを考えてみました!
A案: 景色のいいカフェでゆっくりランチ
B案: 話題の映画を観て、そのあと感想を話しながらお茶 どちらかといえば、どちらがお好みですか?」
この方法なら、「ノープラン(丸投げ)」でも「独断(自己中心的)」でもない、「私のために考えてくれた上で、意見を尊重してくれている」という最高の印象を与えられます。
STEP4:デートプランが決まったら「準備」で頼りがいを見せる
プランが決まったら、当日をスムーズに過ごすための準備をしましょう。
- 予約や下調べ:「人気店の予約」「営業時間や定休日の確認」「目的地までのアクセス方法」などを済ませておきます。
- 代替案の用意:「もし雨が降ったら」「お店が混んでいたら」という不測の事態に備え、代わりのプランを用意しておくと、トラブルにもスマートに対応でき、頼りがいをアピールできます。
STEP5:デートの前日「最終確認」で思いやりを伝える
デートの前日に、最終確認の連絡を入れましょう。この一手間が、あなたの評価を決定的なものにします。
「〇〇さん、こんばんは! 明日のデート、改めて楽しみにしています。13時に△△駅の改札で大丈夫そうですか? 天気予報だと少し肌寒いみたいなので、一枚羽織るものがあると安心かもしれません。 もし体調がすぐれなかったり、何かあれば、本当に遠慮なく言ってくださいね。」
デートの決め方は、未来のパートナーシップを映す鏡
デートの決め方に、絶対的な正解はありません。最も大切なのは、「相手を思いやり、心地よい時間を二人で創り上げたい」というあなたの姿勢そのものです。
今回ご紹介した「小さな配慮」の積み重ねが、相手の心に響くのです。心の通うプランニングで、ぜひ素敵なご縁を手繰り寄せてください。😊