結婚詐欺対策

婚活は、人生のパートナーを探す大切な時間ですが、そこには思わぬ落とし穴も潜んでいます。

その一つが「結婚詐欺」です。

結婚詐欺に巻き込まれると、心理的・経済的な負担が大きく、心に深い傷を負ってしまうことも少なくありません。

ですが、詐欺師たちの手口や特徴を知ることで、トラブルを回避することが可能です。

結婚詐欺を見分けるために、よくある詐欺の手口と特徴をご紹介します。

結婚詐欺の特徴と手口:こんな行動には注意!

1.結婚をせかす

「運命の人だと感じた」「早く結婚したい」と、短期間で関係を深めようとします。これは、冷静に考える時間を与えないための常套手段です。

2.感動的なエピソードで信頼を引き出す

両親を早くに亡くした、苦労して成功を掴んだなど、涙を誘う話を語り、相手の同情心を引き出します。感情を揺さぶることで疑念を抱かせないのが狙いです。

3.金銭的な援助を依頼

信頼関係を築いた後、緊急性を装った理由でお金を求めてきます。例えば「家族の病気」「事業の失敗」など、もっともらしい理由を挙げて金銭を要求。「すぐに返すから」と言われても安易に応じないでください。

5.オンラインのみに限定した交流

メッセージや電話だけのやり取りに限定し、実際に会おうとすると仕事や海外出張などを理由に避けます。長期間会えない場合、注意が必要です。

6.プロフィールが過剰に魅力的

理想的な人物像を演出するため、プロフィール写真に高級車やスーツ姿の写真を使用したり、職業欄に医師や外資系勤務などと記載します。

7.過剰に思いやりのある態度で接し、相手を依存させる

「君がいないと僕は生きていけない」などと、相手を感情的に支配し、「この人しかいない」と思わせます。依存させることで冷静な判断力を失わせるのが目的です。

8.家族や友人との関係を疎遠にさせる 

「家族は君の幸せを理解していない」「友達は嫉妬している」と、家族や友人を悪者扱いして疎遠にさせます。孤立させることで、外部からの助言を受けにくくします。

9.連絡先をおしえてくれない

詐欺師は自分の身元が特定されないように、電話番号や住所などの連絡先を教えないことがあります。やり取りを婚活アプリやSNS内だけに限定しようとする場合は要注意です。

10.相手側の親類になかなか会わせてくれない

結婚が現実味を帯びてきても、相手の家族や親類に会う話がなかなか進展しない場合があります。理由として「忙しい」「タイミングが合わない」などが挙げられることが多いですが、こうした場合は疑ってかかるべきです。

【結婚詐欺に巻き込まれないためのポイント 】

・相手の話を鵜呑みにせず冷静に情報を精査する
・金銭の要求や急な話には応じない
・信用できる婚活ツールを利用し、身元確認できるかチェックする
・不審な点を感じたら、周りの人に相談する

婚活はポジティブな気持ちで取り組むことが大切です。しかし、自分自身を守るためにも、相手の言動には常に注意を払いましょう。詐欺師に惑わされることなく、幸せな未来への第一歩を踏み出してください。

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